周辺観光案内

下蒲刈島の文化施設（三之瀬）

三之瀬エリアは江戸時代、朝鮮通信使が立ち寄ったことで知られる歴史がある港町です。石畳に沿いには、ユネスコ「世界の記憶」にも登録された資料を収蔵する「松濤園」をはじめ、日本の近代絵画を代表する作家の作品を展示する「蘭島閣美術館」など6つの文化施設があります。美しい庭園の島　下蒲刈で、日本の文化と芸術をゆっくりとお楽しみください。

かまがり古代製塩遺跡復元展示館

古代土器製塩遺跡を、発掘したままの状態で見学できるように復元した展示館です。1982年に海辺で土器の一片が見つかり、全古代の製塩土器の底部分であることがわかりました。その後出土した製塩遺構（沖浦遺跡）とともに、古代ロマンの解明への手がかりとなりました。土器を使った藻塩づくり体験もできます（要事前予約）。

とびしま海道サイクリングロード

広島県呉市の6つの島と、愛媛県今治市の1つの島を7つの橋で繋いだサイクリングロード。推奨ルートである『ブルーライン』が県道沿いに引かれ、分岐にはサイクリング案内看板が設置してあり初めての方でも安心でご利用頂けます。海岸線のコースや登坂コースがあり、多島美や海を見ながらいくつもの島を自転車で爽快に走ることができます。

十文字展望台

広さ約3,000㎡の公園で、高さ8ｍのドーム状展望台2階からは美しい島々が点在する瀬戸内海の風景が楽しめます。内浦から農道を利用して十文字展望台 まで登山することができ、天気の良い日は四国（愛媛県）の山々も眺望できます。

あび資料展示室

300年の歴史のある豊浜の伝統漁法「アビ漁」を紹介する施設として、斎島の「あびの里いつき」に展示されていた資料や写真を移設・増強しました。アビは、昭和39年に広島県の県鳥（けんちょう）に指定された県を代表する鳥で、「アビ漁」は、アビと漁師と魚が一体となって展開する世界でも珍しい伝統漁法です。

みかんメッセージ館

豊町におけるみかんづくりの歴史および先人達がみかんに込めた情熱や努力を紹介している施設です。豊町で栽培されている主な柑橘8種類の実物大レプリカや昭和40年頃の大長地区を再現したジオラマ模型を展示しています。みかん栽培の原点となった「青江早生」との出会いなど、歴史的なエピソードを集めデジタル紙芝居とパネルで紹介しています。

御手洗地区

江戸時代、風待ち、潮待ちの港町として栄えた御手洗は、大小の商家、茶屋、船宿、住宅、神社、寺院などが混在し、集落生活路の小路等が網の目のように巡っています。また大波止、石橋、高燈籠、石垣護岸、雁木等、港町の生活上必要な土木的建造物が当時のまま多数現存しています。平成6年には重要伝統的建造物群保存地区として国から選定されました。